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猫との思い出

少し思い出したので書きます。



今まで何匹も一緒に暮らしたけど、大体母か妹に懐いて


自分へはなかなか懐かなかったです。

※もちろん例外的に懐く変わった猫もいますが



例外的に懐いた猫の1匹に、真っ黒の猫がいて


まだ赤ちゃんで、少ししたらすぐに調子が悪くなりました。


救急に言っても、高いお金だけ取られ原因が分からず


次の日、今もお世話になっている病院に初めて行きました。



すぐに生まれ持っての心臓病だとわかり、


生存率の低い手術に望みました。


先生と猫の頑張りで、見事成功しました。


その後、数年問題なく過ごしましたが、糖尿病になり


病院通いがまた続き、最後は病院で亡くなりました。



そのクロ猫はすごく甘えん坊なのだけど、先にいる猫の手前


甘えず、一番古株になってやっと甘えられるようになってからの病気


そして、病院通いや入院と大変だったけど、


家族皆で愛情を注いだので、幸せだったと思っています。



1つだけ心残りは、最後に病院に行った時、

「帰りたそうだった」 と母が言ってました。


「家に帰してあげた方が良かったのかな?」 と母は良く言います。


そして、父はその夜


「クロ猫の鳴き声がした後に病院から電話があった」 といってました。


不思議だけど、家に帰って来たのかな?



そんな、両親の会話を聞くと、少し悲しくなりますが


皆クロ猫の事が好きだと言う事が伝わり、少し幸せにもなります。